燻製器(スモーカー)その1
温度調節器を作ったので、今度は燻製器を作ってみようと思います。
実は何年も前に宝箱を作ろうとSPF1×4材を裁断してそのまま放置していたので
これを利用しない手はないと思い作り始めました。
ただ材料が足りないので、ホームセンターで追加でSPF1880mm6本ほど購入しました。
(実は無計画に2本買って、足りなくなって2本追加し、また足りなそうなので2本追加していきました。)
ここで、思わぬ誤算が.........
SPF1×4の幅が以前のもの(数年放置したもの)と違うのです。新しく買ったSPFのほうが幅が広い。
考えてみると、数年放置している間に木の乾燥が進んだようですw。いろいろ組み合わせを変えてなんとかごまかしてみました。
燻製器は、熱燻(ただし100℃未満)、温燻、冷燻ができるものを、なるべくコンパクトに作ろうと考えています。
(1)まずは熱燻用燻製器を作ります。
設計図ですw。これはフリーソフトのCADで作りました。印刷してもかなり正確ですw。
次に冶具wを簡単につくります。
こんな感じで削ります。
さて削り 終えました。
なんだかわかりませんねw
上のガラスはガスレンジを廃棄するとき、ガスレンジのグリルのガラスだけを
とっておいたものです。これを取り付けようと考えたのですが、平面じゃないんです。
最悪ですw
なんとか穴をあけました。ヤレヤレ。
組み立てます。
表側です。
これは、燻製器の蓋の部分です。
次に下の部分(電熱器を入れる部分)を作ります。
こんな感じです。
上から見ると
電熱器の上にトレイを置きます。この上にスモークチップを缶に入れておきます。
このトレイの上に網を置きます。
網の上に一回り小さいトレイ(垂れてくる汁受け用)を置きます。
この上に網を乗せます。ここに燻製にする食品を置きます。
網の目から落ちてしまう食材用に以下の網(焼き物シート)を乗せたりします。
蓋をします。
次に蓋の気密性を高めます。
これは、金魚用のエアチューブ(シリコン製)をタッカーでとめています。
この後、カッターでタッカーの部分に切り込みを入れ、タッカーの針を隠します。
こんな感じになります。
次に金具を取り付けます。
後ろの蝶番は取り外し可能な丁番にします。
ソフトダウンステーを取り付けます。(都合により本来とは逆にとりつけますw)
図の下の部分の留め具はオプションのワンタッチ留め具を使用していますので、
簡単に取り外すことができます。(この理由はおいおいわかってきます)
反対側の側面に煙突用の穴をあけます。
75φの金筒を差し込みます。
次に電熱器ケースにアルミパネルを貼ります。
なるべく汚れが落としやすいように。両面テープで貼っていきます。
こんな感じに。
張り終えました。
蓋の内側はアルミテープを張っておきます。
こんな感じに張っておきます。汚れたら張りかえればいいわけです。
実際には、1枚前の写真に写っていますが、このあと紙(新聞紙等)を内側にセットして
汚れたら交換するようにしています。
次に、温度計と温度調節器の温度センサを入れるための穴をあけます。
その前に金具を作ります。
試運転してみます。今回は台所のガスレンジの上にアルミの板を置き、電熱器で加熱してみます。
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